【ギター基本テクニック】ハンマリングをやってみる
ハンマリング
ハンマリングは、ギターの演奏技術の一つで、左手の指で弦を叩いて音を出す方法です。ハンマーのように叩くので「ハンマリング」と呼ばれています。
右手でピッキングをせず、左手だけで完結するので、ハンマリングを習得するとフレーズを高速で弾くことができます。
練習フレーズでハンマリングに挑戦

上記の譜面でハンマリングの練習をしてみましょう。この譜面だと、3弦5フレットは通常のピッキングをして、3弦7フレットをハンマリングする形になります。ハンマリングは譜面上で「H」もしくは小文字の「h」で表記されます(HammeringのH)。
最初なので使う指は人差し指と薬指でやっていきます。
まず、3弦5フレットを人差し指で押さえます。3弦をピッキングしたら、人差し指は3弦5フレットを押さえたまま、3弦7フレットを薬指でハンマリングします。その際、弦を強く叩くと大きな音が出ます。逆に弱く叩くと小さな音が出ます。
コンパクトなハンマリングをする
大きい音を得ようと左手を大きく振りかぶると、押弦ミスや意図しない強弱がつきやすいです。ハンマリングする際は、フレットから1~2cm以内のコンパクトなハンマリングを目指しましょう。
ハンマリングでドレミファソラシド
最後に練習フレーズをやってみましょう。ハンマリングに使う指は、3弦は薬指、2弦は中指、1弦は小指を使ってください。Hが付いてなければ通常のピッキングです。
