チョーキング(ベンディング)
チョーキング
今回のテーマは、ギターのテクニックの一つである「チョーキング」です。
チョーキングとは、ギターの弦を押さえた状態で弦を引っ張り上げ、音程を変えるテクニックのことです。ギターの中でも必須テクニックの一つであり、様々なジャンルの音楽で使われています。
チョーキングの種類
1音(全音)チョーキング
1音(全音)分の音程を上げるチョーキング。例えば、3弦7フレット(D音)をチョーキングしてE音まで音程を上げるチョーキングのこと。
ハーフ(半音)チョーキング
半音分の音程を上げるチョーキング。弦7フレット(D音)をチョーキングして、1フレット隣のD#(Eb)音まで音程を上げるチョーキング。
クォーターチョーキング
クォーターチョーキングは4分の1音分音程を上げるチョーキング。音程に関してあまりシビアにならずに、ほんの少し音程が変化したかな?くらいの感覚でOK。
チョークアップ
チョーキングした状態からピックで音を出すこと。チョークダウンのために使われることが多い。
チョークダウン
チョーキングした状態でピッキングをして弦を下げること。チョーキングと反対で音程を下げることができます。
ダブルチョーキング
2本の弦を同時にチョーキングすること。
ビブラート
チョーキングした弦を上げ下げすることで音の高さを変化させること。
練習
出したい音程とチョーキングした音程を合わせる練習をしてみましょう。初めはチューナーを使い、音程を確かめながらチョーキングの練習をすることをおすすめします。